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マスクをかけて外出している人を多く見かけると、「あ〜あ、花粉症の時期にな
ったんだなあ」と思いますね。
マスクは花粉症対策グッズとして欠かすことのできないアイテムの一つになって
います。
花粉やほこりなどの異物が鼻や口から入り込むのを防ぐのが、マスクの役割です。
。
花粉症の時期は、インフルエンザの流行の時期でもあり、花粉を防ぐと共にイ
ンフルエンザや風邪の予防にもなります。
またマスクをしている本人が、クシャミや咳をした時に周囲を不快な気持ちに
させないという役割もあります。
この頃、薬局では、多くの種類のマスクが並び、どのマスクがよいか選択に迷う
人も多いようです。
マスクを選ぶ時に気をつけたいことは、
「花粉が入り込まない構造になっているか」
ということです。
「○%カット」などと表示してある商品も多くあります。でも実験では、正面から
来る花粉はカット率の通りに防御できても、鼻の上や頬の隙間などから花粉が入っ
てくることなどが分かっています。
自分の顔の大きさにぴったりと合って、着けたときに隙間ができないマスクであ
ることが何よりも大切です。
一度マスクについた花粉は洗濯しても残るため、マスク本体や中のガーゼがこま
めに取り替えられる衛生的なものが望まれます。(使い捨てや鼻口の接触部分が
新しいものと取り替えられるもの)
ガーゼより不織布の方が、素材の目が細かく花粉のカット率が高くなります。
最近の傾向としては、立体構造のものや、衛生的な使い捨てタイプが主流となっ
ています。
このほか、多層フィルター構造や、繰り返し使える耐久性のあるもの、直接鼻の
中に入れるマスク、また保湿ができる濡れマスクといったものまで開発されており、
マスクはどんどん多様化してきています。
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